【Apple】iPhone XS Maxを3ヶ月使ってわかった5つのこと【レビュー】

Appleの新製品発表会で数年ぶりに使われた

「One more thing,,,」

というフレーズ。
そしてAppleが世界に提示した「The Future of the Smartphone」から約1年。

iPhone Xに続き新たに発表されたのは「iPhone XS」、そしてビッグスクリーンを持つ「iPhone XS Max」、加えて”エントリーモデル”の「iPhone XR」の3つであった。

それぞれに素晴らしいところがある新たなiPhone Xシリーズ、これら第2世代の中で僕がチョイスしたのは「iPhone XS Max ゴールド 256GB」モデルだ。

本記事ではそのXS Maxを3ヶ月ちょっと使ってわかった5つのこと、メリットやデメリットなどを紹介する。

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目次

【1】デザイン:ゴールドモデルがとても美しい

iPhone Xのレビューでも書いた通り、iPhone Xのデザインはやはり美しい。

鏡面仕上げの側面はiPhone X時のシルバーよりもゴールドの方が高級感が漂っており、個人的にかなり好みだ。

背面のガラス部分はゴールドというよりは、どちらかといえばピンクゴールドに近い。Apple発の同じゴールドモデルの中では個人的に5Sあたりのゴールドがベストだと思っているので、正直にいえばここはやや不満がある。

また、「M字」などと揶揄されることもあった上部のノッチについてはほとんど気にならず、違和感も感じない。これは実際にXを1年使ってみての感想である。

iPhoneXSMax

IMG 2922
【画像の通り、本体の縦横サイズについてはこれまでの”Plus”と変わらないが、ディスプレイは限界ギリギリまで広がっている。このノッチ部分を許容できるか否か】

【2】ディスプレイ:デカイ。綺麗。見やすい。

「大は小を兼ねる」というのはiPhoneにも当て嵌まるものだと常々思ってきたので、今回もXSとXS Max、二つのモデルでは迷わずディスプレイの大きいMaxを選んだ。

※これまでの歴史を振り返っても「Plus」があるときにはだいたいPlusを選んできた。
※直近のiPhone歴は6Plus→6S→7Plus→X→XS Max

2018年モデルのiPhoneは一年前に発売したXと比べて大きな変化はなかったが、唯一「Max(旧Plus)」の存在そのものが最も大きな変化であったといえる。

僕自身、最も魅力的に感じた点も正にこの「ディスプレイ」の部分であり、これは結果大満足であった。
ゲームをやる際も迫力ある大画面でプレイできるのは大きな魅力であるし、さまざまなテキストや漫画等を読む際にも単純に大きく見やすいのは利点である。
ネットサーフィンも楽しくなった。

また、写真や画像を見る際にもこの大きなディスプレイは力を発揮してくれる。自分が撮った写真が物凄くいいモノに見えてしまうのはMaxの魔力ともいえるだろう。
「Super Retina Display」(有機ELディスプレイ)もMaxサイズの方が恩恵を受けやすいのだろう。

ディスプレイ比較
同じページを閲覧する際も、7PlusとXS Maxを比較すると結構な違いがある。
ホームボタンのないフルディスプレイは画面あたりの情報量が段違いだ

【3】操作性:当然、しづらい

一個前の項目と関わるところ。
サイズがMaxになったので、単純にフリック操作、画面上部のタップなどはしづらくなった。

ただ、そもそも僕は文字入力をする際は両手を使うので片手操作のしづらさ、というのはあまりマイナスには感じられない。
片手操作が基本、と言う方にはやはりこのサイズは厳しいのかなと思う。

そもそも操作性と携帯性の両取りは難しいので、どちらをより重視するかによって別れるのだろう。

iPhoneX&XSax
Xと比べてXS Maxの方が一回り大きくなっている

IMG 0035
【完全に手に余るため、今回もバンカーリングは必須だ】

【4】FaceID:もはや不満なし

顔を二つ登録できるようになったこともあり、一年前と比べてFaceIDの精度は飛躍的に向上している。
まともにロック解除ができないことは週に一度あるかないかのレベルなので、不満はほとんどない。
しかしこれには

「起きているときは」

の注釈がつく。
寝るとき(横になっているとき)だけは1日のうちで唯一パスコードを入力しなければならないので、あえて不満をあげるならばここになる。

これについては ”顔とiPhoneとの距離を離せばロック解除される”とはいえ、寝ているときに手を伸ばして、というのも…
(ちなみにこれは一度手が滑って顔面にiPhoneを落としてからやめた)

最も大きな進化はマスク突破だ。
これは花粉症の自分にとっては何よりありがたい進化だといえる。

【5】カメラ:もはやコンデジは不要

デザイン、操作性、ディスプレイ、FaceID、これまで述べてきた部分についてはある意味想定内のものであったといえる。

しかし「カメラ」の部分は明らかに想定外だった。

3ヶ月間使ってきて、最も好印象を抱いている部分且つ第3者へ薦める際の最も大きなポイントになり得るのが「カメラ」である。

一言でいえば綺麗すぎて、もはやコンデジがいらないと感じるレベルにまでなっている。
僕が使っている「SONY RX100」はコンデジの中では名機中の名機だが、撮影の場所やコンディションによってはそれすら凌駕することもある。

デジカメ不要!とはさすがに言い過ぎかもしれないが、携帯カメラの撮影でここまで綺麗に撮れるのは本当にありがたいことだ。

また、iPhoneXシリーズの大きな特徴でもある「ポートレートモード」、いわゆるマクロ撮影については当然XSでも健在。
さらに「被写界深度(F値)コントロール」が可能になったことで進化を遂げている。

被写界深度調整

2つの画像は同じ画像だが、同じポートレートモードで撮影した写真も、あとからボケの調整ができるようになったことで全く違う顔を見せている。

カメラについてはもはや行くところまで行ってしまった感があるので、来年以降どの方向にパワーアップするのか、想像もつかない。

<iPhoneXとiPhoneXS Maxのカメラ比較>

カメラ比較1

【上記2つをよく見比べると、ライトの部分に差があることがわかる】

カメラ比較2

【こちらではさらに顕著で、Xで撮った写真は新宿駅の文字が白飛びしてしまっている。XSは文字もクッキリ写っている】

カメラ比較

【夜景以外でも結構な差がある。XSの方が白飛びせず綺麗に写っていることがわかる】

【まとめ】iPhone史上最高のiPhone

iPhoneXS Maxを手にしてから約3ヶ月。
いま、人生で一番iPhoneを見つめる時間が長いのではないかと思っている。

単純にモンストをやりまくっているから、ということではない。
(やってるけど)

・カメラアプリを起動する回数
・(そのカメラで撮った)写真を見る回数
・動画を見る回数

これらが本当に今までで一番になっているのだ。

上でやかましく魅力を語ってきた通り、中でもカメラは凄い。本当に凄い。
手軽に綺麗に撮れるし、撮った写真を大画面且つ美しいディスプレイで見られるし、編集も楽しい。それはもうシャッター押す回数も増えるというものだ。

iPhoneXSシリーズはiPhoneXと比べて大きな進化が見られないため、「魅力を感じない」という声も散見される。
しかし、いざ触ってみるとスペック以上に大きな進化が感じられるのだ。
単純な「進化」だけでなく”便利になった”、”よりストレスがなくなった”、という点も良い。

iPhoneXSの魅力は実際に買って、使ってみて、そして「使い続ける」ことで、ジワジワと実感できる。
そんな機種だといえるのではないか。

2019年のiPhoneはおそらくマイナーチェンジではなくメジャーアップデートとなるのだろう。
名称はiPhone XIとなるのか。カメラがスクウェア型のトリプルレンズになるのか。ノッチは小さくなるのか。

およそ8ヶ月後、どのようなiPhoneが見られるのかはもちろん楽しみだが、今はiPhone史上最高傑作といえるXSライフを楽しみたいと思う。

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