蒙古タンメン中本・三代目こと、白根隆也。
現在、上板橋本店で副店長を務める同氏が、またまたユニークでアバンギャルドでエキセントリックな少年ボウイを世に放ってしまった!
無論、完全新規の限定メニュー。
2018年8月の第2週と第4週のみ、それも15時〜18時限定という、只管サラリーマン泣かせのこのメニュー。
そのメニューとは、、、
<※本記事はわたくしgatti、初日の8/6(月)に夏休みを利用して無理やり平日昼に凸ってきた際の渾身のレポでございます。>
隆辛ードン(しかし、丼ではない)
言うまでもなく、中本はラーメン・つけ麺・イケメンだけでなく、丼ものが美味しいことでも有名です。
その中本で
「ドン!」
とか書かれてたら笑うせぇるすマンの喪黒福造か丼(ドン)くらいしか思い浮かばないですよねぇ。
(そんなことはない)
「隆辛ードン〜タカカラードン〜」
つまり隆也さんが創った辛い丼モノ、という認識でおりました。
むしろ券売機の前でメニューの画像を確認するその時まで、丼物だと信じておりました。
そしてその、衝撃のメニュー画像がこちら
・・・えーと…米、どこ・・・?
(困惑)
ドンはドンでもウドンだった。うどんの”ドン”だった
うどんだったよ!
いや、さすがにうどんとは微塵も思っておりませんでした。
中本ですよ!?らあめん屋ですよ!?
いや、まぁタンメン屋ですけども!
中本行って「うどんください!」とか言おうもんなら
「お前に食わせるタンメンはねぇ!」
って次●課長のK本さんに言われちゃいますよ。
あれ?タンメンは無ぇ?うどんが無ぇ・・・?
…もうどっちでもいいですが、とにかくうどんだったんです(雑)
こちらに書かれている文字通り、
「武蔵野うどんに、中本の一撃」
ですって。
ああ、本当にUDONなんだな・・・
わかったよ隆也さん、おれ、食うよ
〜喰らう〜
・・・
どストレートにうどんなのに、中本だった(困惑)
何言ってるかわからないでしょう?
でも本当に、ほんとにほんとにほんとにほんとにライオn…じゃなくてうどんでした。
しかも、めっちゃ美味いっていう。
それでいて懐かしさも感じさせられるんです…不思議ですよね。
隆辛ードンの何がすごいって、普通のうどんに一味唐辛子をぶっかけただけの浅いモノではないところだと思います。
これは浅瀬じゃない。Fukaseだ。
世界の終わりだ。
ちなみに具材について触れてませんでしたが、これのチョイスもまた秀逸。
シメジに椎茸、油揚げ、長ネギに豚肉。
”武蔵国のうどん”とはちょっと違っていて、アレンジされているけれどこりゃうまい。うますぎるよ。
なんでこんなに美味いのか、気になりすぎて木になりそうだったので、直接隆也さんに聞いてみました(* ̄∇ ̄)
考案者・白根隆也副店長インタビュー
隆也さん、これは美味い。美味すぎますよ!
(鼻息荒げる)
あ、ありがとうございます・・・
(4歩くらい後ずさりしながら)
なんですか?
南極ラーメンも物凄くユニークでしたが、これは南極超えてオゾン層まで行っちゃってますよ!
実はうどん、大好きなんですよ。
武蔵野うどんは、僕の”ソウルフード”なんです。
そ、ソウルフード…つつつまり、韓国の食べ物ですか!!!!!
(さすがにこれは言ってない)
埼玉県民なら大体知ってると思いますけど、そんなにメジャーではないですもんね。
それにしてもめっちゃ美味しかった。
麺もこのメニューのためだけの特注ですよね?
そうなんです!
製麺所の担当者さんとあーでもないこーでもないと、試行錯誤を重ねながら作り上げたんです。
そこまでこだわりが…すごいですねぇ…
麺には何か特別な工夫とかされてるんですか?
実は…麺をスライスしています。切れ目が入ってるんです。
そうすることで麺がスープと絡みやすくなって、スープと麺、どちらも味わい深くなるんですよね。
どちらも楽しめるようになったかと思います。
なるほど・・・確かに普通のうどんよりもスープが絡みつくような感じがして、美味しく感じられました。
麺に秘密があったのですねぇ。すごい発想です。
「中本風うどん」の発想自体は何年も前からあったのですが、今回ようやく形にできました。
皆さんにも概ね好評で嬉しいですね。
昔から考えていたんですね!
東京西部や埼玉県以外、他の地域の方々にもぜひこれを食べてみてほしいですよね。
このメニューいつまで食べられるんでしたっけ?
1週目は終わってしまったので、次回は8月最終週、
8/27〜31日の5日間になりますね。
前回と同じく15時〜18時の3時間だけの限定メニューなので、ご注意くださいね!
うぐぐ…サラリーマンにはツライお時間ですね…(涙)
なんとか時間作って、もう一度食べに来ますね。
隆也副店長、本日は誠にありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました♪
また食べに来てくださいね♪
◆まとめ:白根隆也は中本のど真ん中にいるのに、全く中本的発想ではない
これに尽きます。
僕は南極ラーメンのときにも非常に大きな衝撃を受けたので、それ単体で記事を書きました。
さすがに中本のメニュー単体で記事を書いてるとキリがないので、滅多に書くことはありません。
…が、今回”も”書かずにいられませんでした。そしてたまたま今回”も”白根隆也副店長のメニューだった、と(* ̄∇ ̄) 笑
「南極ラーメン」と「隆辛ードン」、両メニューに共通しているのが
「中本の”中の人”の発想じゃない!」
と感じられるところだと思います。中本っぽくない、とも言えそうですかね。
もちろん良い意味で。
南極ラーメンといい隆辛ードンといい、どちらも「外から発想を持って来たんじゃないか感」があって、それを中本風に落とし込んでるような気がするんです。
単純に中本の中の人が作った、
ではなく外の人”が”中本”で”作ったように感じられる、
ということなので、意味が真逆です。
なのでこうも新鮮で、斬新で、その衝撃も大きく感じられるのだろうなと。
店主・2代目白根誠さんの実子であり、中本の顔ともいえる白根隆也さんがこういったメニューを創るというのが本当に面白い。
極端ですが、次は「中本風お好み焼き」とか「中本風ハヤシライス」とか、それくらいぶっ飛んだモノ、奇想天外のモノを生み出してくれるんじゃないかという、別次元の期待感すら覚えます。
次はいったい、どんなサプライズが私たちを待ち受けているのでしょうか?
きっと上がりきったハードルもひらりと躱してやってきてくれることでしょう。
次回のメニューに想いを馳せながら、本日は筆を置きたいと思います。
僕も残る1日の夏休みは、隆辛ードンを食べる為に使います(●´ω`●)
(圧倒的信者力)
というわけで、久々の中本記事、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう♪
どちらの企画も、ランクインする方にはお声掛けを始めています(* ̄∇ ̄) 笑
どうぞお楽しみに♪
[↑中本50周年記念祭・なかまとなかもとにて]